HOME    未分類  »  第1回 薬剤師ジャーナルのHYVETの備忘録
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< さて今日は4コマ書かない!!

先日の第1回、薬剤師ジャーナルの論文について忘れないようにメモしとこうと思います


題材となった論文はHYVETと言われているやつ…
Hypertension in the Very Elderly Trialの略ですね

Treatment of Hypertension in Patients 80 Years of Age or Older

さてこの臨床試験を順に吟味していこうと思います


①ランダム化されているか?

We randomly assigned~(P1887のMETHODSの最初に記載)

HYVET was a randomized,double-blind, placebo-controlled trial(P1888のMETHODSの2行目)

というわけでランダム化されている

続いて論文のPECOをとっていくと・・・

②Pことpatient

3845 patients from Europe, China, Australasia, and Tunisia
who were 80 years of age or older and had a sustained systolic blood pressure of
160 mm Hg or more(P1888のMETHODS)

収縮期血圧160以上の80歳以上3845人


③EことExposure

indapamide (sustained release, 1.5mg)
The angiotensin-converting–enzyme inhibitor perindopril
(2 or 4 mg), or matching placebo, was added if necessary to achieve the target blood
pressure of 150/80 mm Hg

indapamide投与、150/80いかなきゃperindopril追加


④Cこと(Conparison)

matching placebo(P1888のMETHODSの3~4行目)
プラセボと比較


⑤Oこと(Outcome)

The primary end point was fatal or nonfatal stroke(P1888のMETHODSの最後)
全脳卒中


⑥アウトカムは明確か?

脳卒中の頻度だから明確


⑦真のアウトカムか

脳卒中は真のアウトカムで問題なさそう


⑧盲検化されているか?

HYVET was a randomized,double-blind, placebo-controlled trial(P1888のMETHODSの2行目)


⑨ITT解析されているか?

intention-to-treatという記載あり(P1890のSTATICAL ANALYSISの中にあり)


脱落者はどれくらいか

6 Were lost to follow-up
6 Were lost to follow-up(P1891の表の一番下)



さて結果は・・・P1894

疲れたから、つづきはまたにしよっと♪

てか10月は乳がん検査の月なのか・・・それも計算しようかな
遅れましたが、結果についても書かなきゃ!!

結果はP1894のTable 2.っていう表から

Stroke(Fatal or nonfatal) Active 12.4 (51)   Placebo17.7 (69)

かっこ内の51と69が実際に脳卒中になった人だろう

じゃあその横の12.4と17.7はなんだ?

この表の一番上にRate per 1000 Patientとかいてあるから1000人あたり12.4人という意味か…

あれっ?でもこの試験、1900人くらいだよな…2倍してもカッコ内の51と69に届かないぞ(汗)

あっRate per 1000 Patient-Yr…1年あたりのリスクね、納得しました。


相対リスクは12.4÷17.7=0.70 はい、横に書いてありますね(^o^)

ですのでこの試験により、比較的健康な80歳以上のかたは、高血圧の治療をすれば
30%脳卒中を減らすことができると言えますよね~

さて続いて絶対リスクですが
1000人あたり12.4人と17.7人ですから

100人あたりにすると、1.24人と1.77人、すなわち1.24%と1.77%
絶対リスク減少は1.77-1.24=0.53%

言いかえると、この試験により、比較的健康な80歳以上のかたは、高血圧の治療をすれば
0.53%脳卒中を減らすことができると言えます・・・

最後にわかりやすく説明するとしたら、比較的健康な80歳以上のかた1000人に高血圧の治療をすれば
何も治療しなかった1000人に比べ、5人ほど脳卒中になるかたを減らすことができます


NNTの計算わすれた…

1÷0.0053=188.67

切り上げるそうなので189人(1年あたり)

よし、こんなところでいいかな…



今回、第1回薬剤師ジャーナルでは有名なHYVET試験(試験試験っぽいけどいいのかな?)
だったんですが、HYVET試験は80歳以上の高齢者にも治療は有効であるっていうエビデンスだと
いうことは知っていたのですが実際読んでみると、こんなもんなのか…っていう気持ちになりました

やっぱり論文を読むのは、とても大切なことなんだと思いました!!

薬剤師ジャーナルは月イチらしいので(個人的にはもっとやってほしいw)
次回は、ちゃんと読んでから臨もうと思います


臨床試験の“高血圧患者”は,あなたの外来の患者さんと同じ?

今回の試験と関係ありそうなのでのせときます


あと?なのがこれ

80歳以上の超高齢者でも、降圧薬治療で有意な脳卒中リスク低下--HYVETより

なんかこの論文とデータが違う気がするのですが…
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Comment
1396
あれれ!

真面目なるるー主さん…
どうしちゃったんですか?

日本語でお願いします(笑)


…う~ん。
このあたりも勉強しなきゃダメですかね(~_~;)
腰が重いなぁ~

1398
>senzyuさん

なんか最近、自分でもわかるんですよね

レベルがあがってる感じが・・・

今の自分、ポケモンに例えていいですか?

コイキング Lv15

もうすぐ進化するぞー!!

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