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< ホントに重症化を防げるのか?


さてインフルエンザのシーズンがきましたね…

この時期は無料の雑誌でもインフルエンザ特集が多いと思います


日本は抗インフルエンザ薬を早めに使っていたから死亡者が少ないのである!!


こういったあおりが多いと思いますが、ホントですかね?

僕がみた記事では、このことを言ってる人は臨床の先生ではなく、抗感染症薬を作ってる先生なんですよね(汗)


日本における新型インフルエンザ死者数は少なかったか?

う~ん、こっちのほうがしっくるくるんだよな… スポンサードリンク
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1579
そうなんですかぁ~

でもでも!
インフルエンザの増殖を抑える効果は間違いなくあり、
それによってほぼ1日はやくなおしてくれるのも間違いないんですよね?
(これも違う??)

そしたら、少しぐらいは死亡率を抑えたようなデータがあるほうが
自然な気がするんですけどね~…(@_@;)

驚くべき差はないのかもしれませんが…。

う~ん。
インフルで亡くなる方って、その多くはかなり弱った方ですよね。
そういった方が感染・発症した場合って、
増殖を少し抑えることができても、
その程度では生死の分かれ目にはならないということなんですかね?

あるいは病院受診の際の感染とか人口密度とか
交通の利便性(流行しやすか、感染しやすさ)などによる今までの罹患率とか
マスク着用率とか食べ物や睡眠時間の違いによる免疫力の違いとか
他の要因はからんでこないでしょうか?


…しかし、インフルエンザって色々な場面で
色々な議論になるんでしょうね。

ガンや糖尿病、一般的なカゼ、水虫などとは全然違いますよね。

1580
>SENZYUさん

あらっ薬に疑心暗鬼なSENZYUさんとしては意外なコメントですね~

なんか最近僕が勉強していると、血圧をさげても死亡率は変わらない薬、
コレステロールはさげるが死亡率はさげない、Hb1cをさげるが合併症は防げないとか
そんなのばっかみるんですよね(汗)

タミフル、リレンザで重症化を防げるのか?これは僕がしってる論文では
有意差がでてないです。
ラピアクタはアメリカで重症患者向けに臨床試験やってあまりいい結果がでなくて
中止になったと聞いた気がします

イナビルは重症化のは知らないです(調べてもいないですw)

2009のときに日本が他国に比べてインフルエンザの死亡者が少なかったとしても
それは本当に抗インフルエンザ薬を使っていたからなのか?
ただ単に日本ではアクセスがいいからなんじゃないの?とおもってしまうんですよね



1581
こんにちは

コクランレビューってRCTしか使っていない奴ですよね。RCTって使っても使わなくても基本死なない程度の成人しか対象にできないです。ハイリスクな患者を含めたらRCTやっている間に死んでしまう可能性があります。倫理上かなり不味いから軽度の人間しか扱えないから観察研究になってしまします。一応観察研究の74の研究のメタアナリスでは効果はある程度見られるといわれています。


Ann Intern Med. 2012 Apr 3;156(7):512-24. doi: 10.7326/0003-4819-156-7-201204030-00411. Epub 2012 Feb 27.
Antivirals for treatment of influenza: a systematic review and meta-analysis of observational studies.

死亡率や合併症の場合、患者の背景や発売からの期間などをある程度考慮してないと某医師の本の論文みたいにひとくくりで私はみちゃいそうになりますね。

1582
>みやみやさん

こんばんは

そうですね、確かに僕が知ってる情報は健康な人がメインでした(汗)
ハイリスク患者には投与するのが当たり前でしょうからRCTはできないですよね

情報ありがとうございました、また勉強になりました

ちなみにこの記事はどう思いますか?
http://investor.shareholder.com/biocryst/releasedetail.cfm?ReleaseID=719562

あとタミフルの未公開データにハイリスク患者の情報とかないですかね~

少しまだ頭が回っていないのでまた抗インフルエンザ薬についてはネタにします

1583
中止になっていたのですね 初めて知りました こちらこそ汗です

この試験臨床試験の結果が出揃う前に
元記事にリンクされている世界の臨床試験が掲載している。Clincal TrIAL
http://clinicaltrials.gov/ct2/show/NCT00958776.によると
バイタル、酸素飽和度がプライマリーエンドポイントみたいです。
標準治療+実薬 と標準治療+プラセボで比べたみたいです(標準治療とはなにか付記されていないです

被験者は12歳以上です つぎに下記のようにスクリーニングする
Subject must have at least one of the following clinical presentations at
Screening:(下から少なくとも2つ)
Oral temperature ≥ 38.0 °C (≥100.4 °F), ≥38.6°C (≥101.4 °F) tympanic or rectal OR
Oxygen saturation <92%, OR

Two out of the following three vital signs:(三つバイタルから二つ)
Respiration rate >24/minute, Heart rate >100/minute, Systolic BP <90 mmHg


Severity of illness that, in the Investigator's judgment, justifies hospitalization of the subject for supportive care.
DRが重症とみとめるものか60歳、呼吸器疾患、腎不全の既往歴のひとつをもっている患者が被験者(ざっくり意訳しました。

最終的な効果を判定するまえにやめたようです
単純に効果がなかったのか、効果はあったけど承認がとれるかどうがわからなかったのか
それとも類似薬にくらべてマーケテイング上優位性をもてるほどの効果がなかったのか

少なくとも明らかなのは治験続けてもお金がかかるだけの代物だとは確実にいえますね。

1586
>みやみやさん

詳しい解説助かります、英語は雰囲気のみなので・・・(汗)

ただ中止になったわりには、11月にFDAに承認されたみたいですからね(謎)

ハイリスクのかたには、重症化を防ぐためっていう名目で処方するのは
全然問題ないと思うのですが、そのことが飛躍しすぎて健常人にも
インフルエンザ=抗インフルエンザ薬となっていることが少し問題だと思いますよね

そして薬剤師向けの本には重症化を防ぐと書かれているものが多い気がします

今年は薬剤師向けの本にかかれていることを、すこし批判的に吟味していこうと
思っていますので、なにか気になることがあったり、誤解を招くことがありましたら
是非ガツガツコメントくださいね

1589
こちらこそよろしくお願いします。
自分が知らないノウハウをかなりいただいております。こちらこそ助けていただいています。
見たとおり私はすでにがっついています(笑)

おっしゃるとおりインフルエンザだと自動的にだされますよね

この頃、Drがいい悪いかがそれほど問題ではなく、患者”サマ”の果てしない欲望が問題であるというのが認識してきました。出さないと最善の方法がとれなかったとぎゃあぎゃあ叫ばれそうな風潮は少なくとも良くないです。ただその風潮に対する現実的な処方せんは誰も書いていないですね。見つけたらぜひ教えてください お願いします。

1593
>みやみやさん

確かに医者中心の医療から患者中心の医療にシフトしてきてますが
どうやらこれも正しいかたちではなさそうですよね(汗)

健康のためなら命なんか惜しくないってやつですかねwww

この日本の医療に対する処方せん、見つかったらネタにしますね(^O^)

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