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< 社会か、目の前の個人か


今回は、すこし未熟な部分をさらけ出します。。。

「いまさら、るるー主は何を言ってるんだ?」と思うかたが多いと思いますが、僕の中ではなかなか悩ましい問題です。


ちなみに2コマ目の抗菌薬の使用の原則は、絶対わかる抗菌薬はじめの一歩―一目でわかる重要ポイントと演習問題で使い方の基本をマスターから引用しました。

そして4コマ目のエビデンスについては、かぜ診療マニュアル―かぜとかぜにみえる重症疾患の見わけ方で、知りました。

Antibiotics for acute bronchitis.

限定的だけど、急性気管支炎に対する抗菌薬の使用は症状緩和に役立つかもしれない。
副作用のリスクは増えるし、矛盾したエビデンスもあるけどねって感じです。

その限定的な効果としては、

①再診時の咳症状が少なくなる、NNT=6
②夜間の咳が少なくなる、NNT=7

あと、子どもの長引く痰がらみのせきに関してもこんな文献があります。

Antibiotics for prolonged moist cough in children


・・・実際、僕の働く現場では、咳がつらいと訴える患者には、バンバン、マクロライドが出ています(汗)

そして日本ではマクロライド系の耐性がすすみ、溶連菌にも使える状況ではないですよね・・・

咳がでるからといって、バンバン処方するのは問題だけど、じゃあどこの線を引く?ってなると僕の中では分からないです


生保の方が、無料だからといって、薬をたくさんもらって、誰かにあげたり売ったりしてるのは許せないですよね?

しかしやむを得ない事情があったらどうするんだろう?

う~ん・・・薬剤師としての倫理、これがまだ僕にはじゅうぶん備わっていないと思います。
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Comment
2091
似たような症状で、ウイルスだから効かないと言われながらも、前にも似た風邪をひいたときに抗菌剤で直ぐに完治した経験があったので「私に感染しているウイルスには抗菌剤が効くから必要」だと医師に主張し、処方してもらったことがあります。おかげでそのときも直ぐに治りました。そんな昔のことを思い出しました。

2092
>名無しさん

どこで線引きするのかは、とても難しい問題です。

プロフェッショナルとしては、何が正しいのか???

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