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< 風邪に漢方薬


昨日は体調を崩してしまい、早く寝たためJJCLIPの読書感想文には間に合わなかったです(涙)

ザイザルとジルテックの文献や、パキシルとパキシルCRの副作用の差の文献、あとCAST試験の闇の文献とかは個人的にびっくりしたので共有したかったです
(ただ全文で読めるのはないため、僕自身きちんと吟味できてないかもしれないので採用されないでしょう、きっと)


さて今日は、漢方薬と風邪についてです。

何故、こんなのを書いたかというと、今月号の地域医療ジャーナルで青島先生が書いていたからです

「事例から学ぶ疫学入門」 第1回:漢方薬を飲んだら風邪が治る?

まそれでそういえば、こういうネタ書こうとおもってな~と思い、今回のネタに至ります。

まずは葛根湯と総合感冒薬についてですが、以前もネタにしたかな

葛根湯VSパブロンゴールドA

う~ん・・・詳しいデータはかいてないですね・・・というわけで困った時には青島先生のブログ

風邪のひきはじめには葛根湯と総合感冒薬どちらがよいでしょうか?


これによると、早めのパブロンだろうが、葛根湯だろうが大して差はないというわけですね。

そしてコクランレビューによる中国漢方薬の評価はこちら

Chinese medicinal herbs for the common cold.

2007年とすこし古いですが・・・

Chinese herbal medicines may shorten the symptomatic phase in patients with the common cold. However, the lack of high quality clinical trials means we are unable to recommend any kind of Chinese herbal preparation for the common cold.



つづいて

Chinese medicinal herbs for sore throat.

こっちも

Based on the existing evidence in this review, some Chinese herbal medicines for treating sore throat appeared efficacious. However, due to the lack of high quality clinical trials, the efficacy of Chinese herbal medicine for treating sore throat is controversial and questionable. Therefore we cannot recommend any kind of Chinese medical herbal formulation as an effective remedy for sore throat.



こんな評価だったりするんですよね・・・

僕自身、風邪に対する漢方薬がまったく効果がないとは思わないんですが、これって外人がホメオパシーに効果があるって思うのと同じなのかもしれないな~と思っちゃうところもあるんですよね

漢方は科学であること

漢方はEBMにそぐわないなんていう意見もあるかもしれないですが、それはホメオパシーにもいえたりしませんかね?

ホメオパシーに比べれば理屈的にも納得はできるんですけどね
(ホメオパシーには理論的に薬効が説明できないから)

とりあえず風邪に漢方薬が効果的か聞かれても、僕はよく分からないですって答えそうです

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