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< アカデミックディテーリング

今回の4コマは以前も書いたかもしれないです、ただ調べてもでてこなかったので、2回目になってもいいや~って感じで書きました。

アカデミックディテーリング(AD)、これは僕が薬剤師としてやりたいな~と思うことのひとつです。

僕自身は、この言葉は、パワフル・メディシン―処方せん薬のベネフィット・リスク・コストから、医療のあるべき姿を考えるという書籍で知りました。

アカデミックディテーリングという言葉は、この本の著者が生み出したみたいなんですが、名前の由来としては、アメリカではMRのことをディテーラーと呼んでいて、やはり自社商品にいいことしか説明しないわけです。
そこで、このジェリーアボーン先生が、中立な情報提供をする人ということで、アカデミックディテーラーという人を作り上げ、処方元に情報提供を行ったら、エビデンスに基づいた医療になったとかいうわけです。

このことはNEJMでのったみたいです。

Improving drug-therapy decisions through educational outreach. A randomized controlled trial of academically based "detailing".

ちなみに日本でも中山先生がアカデミックディテーリングについて触れています

根拠に基づく医療(EBM)から見たAcademic Detailingへの期待


是非とも読んでほしいと思います。

ただね、専門医が自分の専門領域においてルーチンで不定切な処方している場合があるんですよ・・・



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Comment
2281
薬を処方すればするほど儲かるという市場原理をコントロールにはそういう中立の立場の人が現場にいた方がいいでしょうね。
ご存じだと思いますが薬剤師上げ↑のニュースもあります。アカデミックでテーリングとは少し違いますけど。

薬剤師に処方権で高血圧コントロールが有意改善
http://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/mem/pub/hotnews/etc/201506/542783.html

長期的には薬剤師が処方しても有意改善が見られなくなるかもしれないところに病巣があると思います。

2282
日本では…というか、世界ではなのかな、MRベイスドmedicineですからねぇ。
エビデンスのデータも権威もカネで作れちゃうのは、周知の事実ですし。
海外で利益相反が煩くなったのと同時に、脂質異常症薬のポジティブなデータは出なくなりつつあり…そもそも無理がある気がしますし。
骨粗しょう症の薬にしたって、寝てるだけで骨折する人を対象にした臨床試験の結果をもって、登山やダンスが趣味の高齢者に投与してるのを見るにつけ、エビデンスの無理解と、長期投与時の骨折の問題などを…
なんて思っていると、薬剤師が行うアカデミックディテイリングも危ういですよね。薬剤師同士で話しても、彼らが話すエビデンスが凝り固まってるのに不安を覚えて引いちゃいますし…

2285
>おもっちさん

出来る薬剤師は並の医師より薬物治療が上手なのかもしれないですよね~

この間のannalsだったかにのった、もう少しジェネリックを使うようにっていう話でもアカデミックディテーリングについては有用と紹介されていましたからね~

ただ来年の診療報酬では、薬剤師の技術料を下げるって話みたいですから、生き抜くためにより薬を売らなきゃってなりそうで恐いです(涙)

2286
>おやジさん

コメントありがとうございます。

確かにEBMの時代になったとはいえ、問題点は多いですよね・・・

外的妥当性の問題や、そもそもの論文の信憑性、さらには出版バイアスなんていうものがあるなかで、エビデンスエビデンスいうのも、あれなのかもしれませんね。

ただそうはいってもEBMによって、間違えをただせたこともあるのも事実で、やはりそこはどう活用していくか?ってことでしょうね。。。

おやジさんがいうように、日本だけではなく、世界レベルでそうなんですよね。

だからチュージング・ワイズリーとかやったり、抗菌薬の不適切使用を!とか言ってるわけですからね

>薬剤師が行うアカデミックディテイリングも危ういですよね。薬剤師同士で話しても、彼らが話すエビデンスが凝り固まってるのに不安を覚えて引いちゃいますし…

これは僕も気をつけなきゃと思っています・・・ですので、おやジさんも僕の判断がおかしいときは、批判してくれると助かります。

またコメントお願いしますm(__)m

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