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< 外的妥当性とは?


今回は外的妥当性についてです。

いちおう、妥当性には内的妥当性と外的妥当性があって・・・という話は、僕は苦手なのでしないですw

ただ今回は、外的妥当性について、びっくりするような文献があったので教えたくてネタにしました。

ちなみにこの文献は、悪の製薬: 製薬業界と新薬開発がわたしたちにしていることで知りました。

この本は、やっぱり薬剤師には是非とも読んでほしいな~と思います、てかベン・ゴールドエイカーの本は面白いですし、TEDでも話しているので是非とも。

あ~あと、ベン・ゴールドエイカーのこの本も読みたいので、出版社のかた、早めの翻訳お願いします(英語無理w)

Do Statins Work?: The Battle for Perfect Evidence-Based Medicine



さてと、この4コマの文献ですが、これですね

Travers, Justin, et al. "External validity of randomised controlled trials in asthma: to whom do the results of the trials apply?." Thorax 62.3 (2007): 219-223.


BMJだと思ってましたが、Thoraxってなってますね・・・すいません、このへんはよくわからないです(汗)

内容については、普通に出会う喘息患者をピックアップして、この患者たちが、RCTへの参加資格があるのかを調査した研究だと思います。

そしたら5%くらいしか、参加資格をもっていなかった(汗)

このもとのランダム化比較試験が、現在、どの程度、喘息治療への影響を持っているのかは調べていないので分からないんですが、やはり喘息患者の5%程度しか参加できない一部の患者を対象とした結果を、一般化していいの?っていうのは感じますよね(汗)

確か、高血圧の治療の最初の研究(VAPだっけ?)も、自覚症状がないのになんで薬飲まなきゃいけないんだよ(怒)っていう時代の中で、それでも「俺は飲むよ」とかいう人たちの研究なので、変わり者だった可能性もあるんですよね・・・

こういうことをいうと、ランダム化比較試験の結果も当てにならないと、ばっさり言われる方がいるかもしれませんが、そういうことが言いたいわけではないんです。

なんでも盲目的にいくのはよろしくないと(当り前か) スポンサードリンク
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Comment
2364
骨粗しょう症のビスホス系の治験も、そもそも寝てるだけで椎体骨折を起こすレベルの人を集めて検討してるわけで…
日常診療では、歩いて外来に来てる高齢ご婦人方に、フォルテオ!なんて場面もあったり、ビスホス服用中の方々の趣味がフラダンスや登山って感じで、治験対象と全く違う患者群ですよねwww
それで、メーカーに雇われた医師が、ホテルで開かれる太鼓持ち研修会で、「この薬のNNTは一ケタという素晴らしい薬ですから、日常診療で使いましょう!」なんて言ってるのを聞くと、噴飯モノで、コイツ医者なんだよな~と思っちゃいます。けど、それが現実だな。メーカーの新薬説明会など、ツッコミどころ満載ですしね。

2365
>おやジさん

いつも色々教えていただきありがとうございます。

アウトカムがハードなものは、やはりそうなりやすい人たちを集めてきて差をだしやすくしてあるわけですから、現実世界とは別と考える必要がありますよね。

逆に代用のものだと、スーパー老人みたいな健康な老人を集めて、副作用リスクを減らすようにもできるとかも何かで読んだ気がします

臨床研究と、実臨床をつなぐときに、やはり外的妥当性!これは重要視しなきゃいけないことですよね

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