HOME    薬局ネタ  »  かかりつけ薬剤師制度について
RSSフィード
< かかりつけ薬剤師制度


先日、診療報酬改定の内容が更新されましたね~

そのなかで注目していてかかりつけ薬剤師指導料についてですね

かかりつけ薬剤師・薬局の評価

第1 基本的な考え方
患者本位の医薬分業の実現に向けて、患者の服薬状況を一元的・継続的に把握して業務を実施するかかりつけ薬剤師・薬局を以下のように評価する。

1.患者が選択した「かかりつけ薬剤師」が、処方医と連携して患者の服薬状況を一元的・継続的に把握した上で患者に対して服薬指導等を行う業務を薬学管理料として評価する。

2.1. の評価に加え、地域包括診療料、地域包括診療加算等が算定される患者に対してかかりつけ薬剤師が業務を行う場合は、調剤料、薬学管理料等に係る業務を包括的な点数で評価することも可能とする。

3.かかりつけ薬剤師が役割を発揮できる薬局の体制及び機能を評価するため、基準調剤加算を統合し、「患者のための薬局ビジョン」を踏まえ、在宅訪問の実施、開局時間、相談時のプライバシーへの配慮等の要件を見直す。

4.患者が薬局における業務内容及びその費用を理解できるよう、かかりつけ薬剤師を持つことの意義、利点等を含め、患者に対する丁寧な情報提供を推進する。

第2 具体的な内容
1.患者が選択したかかりつけ薬剤師が、患者に対して服薬指導等の業務を行った場合の評価を新設する。

(新) かかりつけ薬剤師指導料 70 点
[算定要件]
(1) 患者の同意の上、かかりつけ薬剤師として服薬指導等の業務を実施した場合に算定する。

(2) 患者の同意については、患者が選択した保険薬剤師をかかりつけ薬剤師とすることの同意を得ることとし、当該患者の署名付きの同意書を作成した上で保管し、当該患者の薬剤服用歴にその旨を記載する。なお、患者の服用薬について、一元的・継続的な管理を推進する観点から患者1人に対して、1 人の保険薬剤師のみがかかりつけ薬剤師として算定できる。

(3) 当該指導料は、患者の同意を得た後の次の来局時以降に算定可能とする。

(4) 当該指導料を算定する保険薬剤師は、以下の要件を満たしている旨を地方厚生局長等に届け出ていること。
① 薬剤師として3年以上の薬局勤務経験があり、同一の保険薬局に週32時間以上勤務しているとともに、当該保険薬局に半年以上在籍していること。
② 薬剤師認定制度認証機構が認証している研修認定制度等の研修認定を取得していること。
③ 医療に係る地域活動の取組に参画していること。(地域の行政機関や関係団体等が主催する講演会、研修会等への参加、講演等の実績)

(5) 他の保険薬局及び保険医療機関においても、患者が選択したかかりつけ薬剤師の情報を確認できるよう、手帳等にかかりつけ薬剤師の氏名、勤務先の保険薬局の名称を記載すること。

(6) 患者に対する服薬指導等の業務はかかりつけ薬剤師が行うことを原則とする。かかりつけ薬剤師以外の保険薬剤師が服薬指導等を行った場合は当該指導料を算定できない。

(7) かかりつけ薬剤師は、担当患者に対して、以下の業務を行っていること。
① 薬剤服用歴管理指導料に係る業務を実施した上で患者の理解に応じた適切な服薬指導等を行うこと。
② 患者が服用中の薬剤等について、患者を含めた関係者が一元的、継続的に確認できるよう、患者の意向を確認した上で手帳を用いて当該指導等の内容を記載すること。

③ 患者が受診している全ての保険医療機関の情報を把握し、服用している処方薬をはじめ、要指導医薬品及び一般用医薬品(以下「要指導医薬品等」という。)並びに健康食品等について全て把握するとともに、その内容を薬剤服用歴に記載すること。また、当該患者に対して、保険医療機関を受診する場合や他の保険薬局で調剤を受ける場合には、かかりつけ薬剤師を有している旨を明示するよう説明すること。
④ 患者から 24 時間相談に応じる体制をとり、開局時間外の連絡先を伝えるとともに、勤務表を作成して患者に渡すこと。ただし、やむを得ない事由により、かかりつけ薬剤師が開局時間外の問い合わせに応じることができない場合には、あらかじめ患者に対して当該薬局の別の薬剤師が開局時間外の相談等に対応する場合があることを説明するとともに、当
該薬剤師の連絡先を患者に伝えることにより、別の薬剤師が対応しても差し支えない。
⑤ 患者が他の薬局で調剤を受けた場合は、その服用薬等の情報を入手し、薬剤服用歴の記録に記載すること。
⑥ 調剤後も患者の服薬状況の把握、指導等を行い、その内容を薬剤を処方した保険医にその内容を情報提供し、必要に応じて処方提案すること。服薬状況の把握の方法は、患者の容態や希望に応じて、定期的に連絡できるようにすること(電話による連絡、患家への訪問、患者の来局時など)。また、服薬期間中に服用中の薬剤に係る重要な情報を知ったときは、患者又はその家族等に対し当該情報を提供し、患者への指導等の内容及び情報提供した内容については薬剤服用歴の記録に記載すること。
⑦ 継続的な薬学的管理のため、患者に対して、服用中の薬剤等を保険薬局に持参する動機付けのために薬剤等を入れる袋(いわゆるブラウンバッグ)を必要に応じて配布し、その取組の意義等を説明すること。また、患者が薬剤等を持参した場合は服用薬の整理等の薬学的管理を行うこととするが、必要に応じて患家を訪問して服用薬の整理等を行うこと。
(8) 薬剤服用歴管理指導料、かかりつけ薬剤師包括管理料又は在宅患者訪問薬剤管理指導料(当該患者の薬学的管理指導計画に係る疾病と別の疾病又は負傷に係る臨時の投薬が行われた場合を除く。)と同時に算定できないこと。




とりあえず全文コピーしましたが、今回ので分かったのが点数が70点ということ。

薬歴管理料が38点、50点なので高いですね・・・

あと3年以上薬局勤務、週32時間、半年以上その店舗で勤務ですかね

これについては、おおむね妥当だと思いますが、パートの薬剤師さんでも算定できるように、例外規定作ってほしいなと思います。

② 薬剤師認定制度認証機構が認証している研修認定制度等の研修認定を取得していること。


これについては先日もネタにしたように、自己研鑽の証明にはならないんじゃないかなと思っています。

うちら専門の職能団体は、やっぱり質についてはこだわるべきじゃないかな~と思います。

そうしないと、社会に認めてもらえないんじゃないかな~と・・・(若造が偉そうにすいません)


ただ現実的に考えて、どう質を担保するっていう代案が思い浮かばないんですよね~(汗)

とりあえず、薬剤師のなかでも、大したことないからいらないわと思っていた認定が、思いのほか国から期待されていたので、それに恥じないようにしっかり個々が責任と自覚をもって頑張ってもらうってことでいいですかね?
(テキトーにまとめたw)
スポンサードリンク
Relate Entry
Comment
2385
JAPLSの立ち位置が微妙ですよね。
あれ、カルチャースクールの自称免許皆伝
みたいなもんだと思うんですよね。
外部評価が入っていないから。

でも、個人にフィーがつくようになったこと自体は
いいことだと思っています。

2386
ちょっと年長者が見ると、心配な記述ですね。
「質にこだわる」「外部評価」などは、一見、自律的でキレイでいい表現ですし、結局、「社会に認めてもらう」という帰結になるのも分かります。
ただ、学校の先生のように不祥事が山ほどあって、国民が怒って、免許更新制が導入されたような、「社会に認められない」事案が、薬剤師に多発しているでしょうか?
そこは「否」です。
結局、こういう議論が外部からではなく、内部から起こるのは、「認められてない」という自虐論に立った場面ですね。
あるいは、もっと前向きな「より認められたい」という表現に変えてもいいですが、では、ゴールをどこに設定したいのかな。組織に他人の手を突っ込まれたいのかな。
全国五万七千件にまで増えるほど優遇された中、患者さんの不満が爆発しているわけでもない中、「ボクちゃんは他人よりスゴイ」みたいな認定制度、まして外部評価などという他人の手を突っ込まれる余地を呼び込むような話が公然と語られることに不安を感じます。
私は、少なくとも対外的に、公での発言としては「現状で薬の番人としての責任を果たせている」と、保険薬局の先生方には胸を張っていて欲しいです。ホントにお願いしますよ。
私を含む大病院薬剤師のベテラン組みは一人平均で5~6個の認定を持ってますよね。執筆・論文・講演歴を含め各施設のHPを見ればわかる通り。そして院内の役割(処方確認、提案、ケモ管理、緩和、褥瘡…などなど)においてその存在感を確固たるものにできています。どんな外部評価でもビクともしないですが、逆に、それを第三者に評価してほしいなどと望むことは決してありません。自負があります。
どうか、「社会に認めてもらえないんじゃ~」などと言わず、自信もって、胸張って前進してほしいと思いますよ。

2388
> (=ΦωΦ=)さん

コメントありがとうございます。

JPALS、一応僕も薬剤師会の会員なので、登録だけはしておいたような気はします・・・ただ開いたのはその時だけですかね(笑)

下のおやジさんのコメントですこし目が覚めました!!

もう賽は投げられたのだから、あとはやるしかないですよね、頑張ります!!

2389
>おやジさん

コメントありがとうございます。

僕は自己評価が低すぎましたね、自信がないのもそのせいですね・・・

本当に今回のおやジさんのコメントには、目が覚めました!!

本当に本当にありがとうございます。

まだまだだから、もっと頑張らなきゃっていうのは、いっけん聞こえのいい言葉ですが、ちゃんと評価ができていない場合もありますからね。。。

社会に認められていない?

全国にコンビニ以上の数をもっている現状で一体その口が言うんだ?

仕事ができていない?

過去と比べて、これほどまでに薬の種類が多くなった現状で大きな事故が起きていないのは我々、薬剤師がきちんと薬の番人としての責任を果たしてきただろ

よし、頑張ります!!

心配をおかけして申し訳ありませんでした

Trackback
Comment form

PAGE TOP
スポンサードリンク