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< めやにには抗菌点眼薬?


目やにがでていたと患者が訴えると、抗菌点眼薬が処方される。。。

うちではよくある現象です。

その妥当性はどうなのかと思っていたんですが、最近読んだ書籍のなかに記載がありました。

ジェネラリストのための 眼科診療ハンドブック


この書籍の中で、

Q.目やにが出る患者の診断に迷うとき、まずは抗菌点眼薬で対応してよいでしょうか?

A.悪化することはないので、処方して構いません



とのことでした。


う~ん、この記載はモヤモヤしますね・・・

個人的には、抗菌薬の使用は必要最小限にすべきだと、思っているのでなるべく意味のない処方は減らしてほしいなと思ってしまいます。
(抗菌点眼薬がどの程度、耐性菌問題に関係しているかも分かっていないので的外れかもしれませんが) スポンサードリンク
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Comment
2470
愛読ありがとうございます
著者です。ここが一番反論来るだろうなあ、と思っていました。
一番言いたかったことは長期使用はダメ(目安は一週間)、治らないなら眼科へ、ということなのですが、なかなか難しいですね。次回改訂時にもう少し工夫してみます。
何年も同じ抗菌点眼を使っている(それも眼科で処方)という患者さんに出会い、やめさせるのに苦労します。大体が高齢者なので白内障術前に結膜嚢培養で耐性菌出ると薬の選択に悩みますね。

2474
>石岡みさき先生

コメントありがとうございます。

著者からコメントいただけるなんて、感激です。ただ日々の業務多忙のため、返信が遅れてしまい大変申し訳ありません。

目やにに対する抗菌薬処方も、どこまでが適切で、どこからが不適切と明確に分かれているものではないと思うんですよね。
ただ、ものもらいでも、抗菌薬使わなくても、温かいタオルで覆うと~みたいな治療法もあるみたいですし、結膜炎も細菌性であっても不要なケースもあるようですので(先生の本にも記載がありましたよね)、今後の抗菌薬の観点からは、悪化しないので、とりあえず抗菌薬よりは、すこし経過を見るで減らしていけたらな~と思います(若造薬剤師がでしゃばってすいません)

まぁゼロリスクが当たり前だと思っている患者が多い現状では、このとりあえず抗菌薬で経過観察も否定できるものではないんですけどね。

・・・はい、やっぱり難しいですね。

ちなみに批判するようなブログ書いていますが、石岡先生のこの書籍は、ものすごく勉強になりました。
またよろしくお願いします

2477
まずは眼科界での抗菌薬の使い方をもう少し明確にすることなのかなーと思ってます。ありがたいことにこの教科書売れていて第二版が出るかもしれないので(個人的な期待)、そうなればまた書き方変えてみます。

2478
>石岡みさき先生

抗菌薬の使用に関しては眼科だけの問題ではないですよね・・・

皮膚科での外用抗菌薬とかも、そういえば日経DIのニキビ治療薬のよく使う薬のアンケートトップは、ディフェリンじゃなく抗菌薬だったような・・・(汗)

第二版、期待しています。

なお、返信がおくれてしまい、ほんとうに申し訳ありませんでした。

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