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< アレジオン点眼液、コンタクト使用者に


たまには薬を擬人化しなきゃ、ということでゆるーいネタです


昨年の12月にアレジオン点眼液が色々と変わったみたいです

処方変更 使用上の注意改訂  投薬期間制限解除 使用期限延長のお知らせ

はい、そしてアレジオン点眼液については、以前評価をさせていただきました!!

4番、参天製薬、アレジオン点眼液~

・・・俺、相変わらずふざけているな・・・
そのうちまともになれるのかな?う~ん・・・無理だな(笑)


さて簡単に言うと、アレジオン点眼液に含まれていたベンザルコニウムがなくなったため、ソフトコンタクトレンズ使用の方にも問題なく使えるようになったということ。

そしてそこをセールスポイントとしてMRが、医師のほうにガンガンアピールするかもしれないと・・・

これから花粉症シーズンですからね

ただこれは他の類薬と比較して、薬価がそう変わらなければいいんだけどアレジオン点眼液に関してはそうはいかないため、めんどくさいのであります

薬価を計算していきます、1mlでかかれているのと、1本でかかれているのがあるので5ml(1本)の薬価を表示していきます

1番、パタデイ点眼の発売はまだか?
パタノール点眼液 1本5ml 987.5

2番、お前第一世代抗ヒスタミンじゃねーの?
リボスチン点眼液 1本5ml 708.5

3番、目がしみるって聞いたけどマジなの?マジならプラスに働きそう
ザジテン点眼液 1本5ml 720.2

4番、ノーベンザルコニウム
アレジオン点眼液 1本5ml 1913.5


やっぱり高いな・・・

確かにコンタクトしたまま、使えるは魅力的だけど薬価が倍なんだよ(汗)

そしてコンタクト使用者の花粉症での目のかゆみへの対策はメガネに変えることが基本なんだよね

だからコンタクトしたまま点眼できるからといって、バンバン処方されるべき薬剤ではないと思うんだよね

差額を自費とかなら全然気にならないんだけどね~難しいね~ スポンサードリンク
<     クレナフィン爪外用液


さてさて話題には乗り遅れたくない薬剤師るるー主です、先日コメントにもかいたように
二児の父になりました♪

守るべきものが増えたので、患者さんの皆さま、自分で解決してください(笑)

僕は助けない。君が勝手に助かるだけさ


というわけで、今回は期待の新薬クレナフィン爪外用液についてまとめます


まぁ簡単に特徴を

①1本、5900円と高薬価、ネーヤさんのブログで大体爪ひとつに対して3週間から1カ月程度

②爪がふやけているお風呂あがりが効果的っていうイメージがあるが、クレナフィンは乾燥時(寝る前)

③爪白癬症の確定診断が必要?


こんなところかな、おそらくMRからの情報ではこのあたりでしょう!!

さてさてじゃあどんなもんなのか承認審査資料でみていきましょうかね

まぁpmdaでクレナフィンの臨床概要について

あぁ・・・まただ400ページ越えだよ、探すのめんどう


第二相臨床試験の結果が318ページから

第Ⅲ相臨床試験が351ページからかな


まぁ完治率はどちらも20%弱・・・どうなんだろうねーこれって・・・

クレナフィン外用液を1年間使う場合かかる金額は、1本3週間として

5900円×(48週÷3)=94400円

これの3割負担で28320円・・・さらにその他もろもろで3万超えは確実ですね

あれ?新薬だけど2週間分じゃないのか???それへんわからないな(汗)


1年間、頑張って毎日塗布して、3万以上かかって完治するには6人に1人!!

これは微妙だ・・・内服薬使えない人にしか使いたいとは思わないな(汗)


ここで気になるのが、じゃあ内服のラミシールやイトリゾールはどのくらい効いてるの?って話だよね

前提知識としてイトリゾールよりラミシールのほうが効果が高いっていうには知っていましたが
どの程度違うのか?
そしてクレナフィンはどこに位置づけられるのか?

このあたりを書いていこうと思います


まずラミシールVSイトリゾール

Double blind, randomised study of continuous terbinafine compared with intermittent itraconazole in treatment of toenail onychomycosis. The LION Study Group.

1999年にBMJにのった論文です


簡単にPECOります

P 496名の爪白癬患者(診断済み)

E ①250mgラミシール1日1回 12週
  ②250mgラミシール1日1回 16週

C ③400mgイトリゾール1日2回 12週
  ④400mgイトリゾール1日2回 16週

O 72週後(1年6カ月後)の真菌学的治癒率



ランダム化、ダブルブラインド、ITT解析ですね

さて結果は

 ①250mgラミシール1日1回 12週・・・75.7%(81/107)
 ②250mgラミシール1日1回 16週・・・80.8%(80/99)
 ③400mgイトリゾール1日2回 12週・・・38.3%(41/107)
 ④400mgイトリゾール1日2回 16週・・・49.1%(53/108)

イトリゾールだめじゃん・・・

ロット間での生物学的同等性は示せるようになったのかしら?

これみる限りだと使うならラミシールだわ


ただラミシールも日本では125mgを6カ月なんだよね

これが250mg、3カ月と同等の効果が得られるのか?

謎です・・・

Treatment of Tinea Unguium with Terbinafine: An Open Study Comparing Twelve Weeks and Twenty-four Weeks of Continuous Terbinafine Therapy, and Determination of Terbinafine Level in the Target Nails

これみる感じだと、微妙な気もしますけどね・・・


さてと、少し話を戻しますと、クレナフィンの完治率ではなく、真菌学的治癒率が書いてませんでしたね

第二相、第Ⅲ相の結果からだと、55%くらいですね

イトリゾールより、いいじゃんと思うかもしれませんが、クレナフィンのほうは軽度から中等度の患者を
対象としているので、イトリゾールより効果的とはこれだけでは言えませんね


まとめると、クレナフィンはまぁまぁ効果はあると思うが、コストが高い

SEはほぼ問題なさそうで、塗布部分の炎症(3.5%)と水泡(2.0%)くらいなので
内服が難しい患者にとってはいいんじゃないかなと思います

あとクレナフィンVSキャップオンネイルセラピーの比較試験がみたいです!!





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<    葛根湯神話にひびが・・・


パズドラがモンストに一位を奪われたということで、モンストにはまっています
(去年はこの時期パズドラでブログをさぼっていたような・・・)


さて今日のネタは風邪への葛根湯神話ですね

薬剤師に風邪のとき、薬を飲むとしたら?と聞いたら葛根湯と返ってくる場合が多い気がします

薬剤師100人ぐらいに聞きました ~かぜ薬編~

薬剤師100人ぐらいに聞きました  ~かぜ薬編2~

このアンケートでも上位に葛根湯はいますから、風邪には葛根湯のがよく効くというのは
薬剤師の中にも浸透していると思います。

一方、いわゆる総合感冒薬については、症状を抑えるだけだから早くは治らない
むしろ熱を下げるから治りが悪くなるといったことをいう人もいるんじゃないかなと思います(過去の僕w)

僕の中ではクニミツの政の中で風邪の時、漢方をのんでいる人たちが一番治りが早かったという
ことが書かれていた話があったことが今でも先入観として残ってますね
(ソースがマンガとか薬剤師としてマジでやばいなw)

じゃあ実際は風邪の時、葛根湯と総合感冒薬で治りに違いがあるのか?
それを調べた研究がこちらです!!

Non-superiority of Kakkonto, a Japanese Herbal Medicine, to a Representative Multiple Cold Medicine with Respect to Anti-aggravation Effects on the Common Cold: A Randomized Controlled Trial

葛根湯は日本では風邪の時に医師からの処方せんでも処方されるし、OTCとしても買える
が、しかしいわゆる総合感冒薬より優れているのかは分かっていない・・・
なら調べるしかないだろうと!!ありがとうございます、助かります。

ただ欲を言えば、日本語でも出してもらえると~(単なる甘えですがw)

結果としては有意差がでなかったので、葛根湯のほうがすぐれているといえないと・・・

というわけで風邪ひいた~って言ってOTC買いに来た患者に関しては葛根湯でも総合感冒薬
どちらを勧めても大差はなさそうです
(証をとることができる薬剤師は、合っていれば葛根湯すすめるのは構わないと思います)

ただひとつの臨床研究では分かることは少ないで結局いろいろ考えたり、患者さんの話を
良く聞いたりしなきゃいけないんですよね~
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< ニキビ診療、レベルアップ


最近サボり気味っていうか、GW前の混雑で疲れがやばいです…

なぜ連休前になると、みんな具合悪くなるの?

念の為?・・・はい、わかりました・・・


さてと、今日は新薬の話題になります

マルホ ニキビ治療薬「過酸化ベンゾイル」を国内申請

過酸化ベンゾイルの話題ですね。

まず今あるニキビの薬というとディフェリンゲルですよね!!

これは確かに海外でもニキビの第一選択薬としてのポジションを得ていますが
難点として皮膚刺激が大きい。なので敏感肌や乾燥肌のひとは特に起きやすいんじゃないかなと思います
また治療初期にニキビが悪化することもあるので、女性にしてはかなり嫌だと思います

というわけで、そういうかたへのオススメがこの過酸化ベンゾイルになると思います。

このリンクからだと、耐性菌問題のために製造承認したとありますが
この過酸化ベンゾイルについて少し書きます

作用機序としては

①アクネ菌に対する抗菌作用、しかも細菌耐性を生じない!!(らしい)

②軽度の角質融解作用や、面ぽう融解作用もあり(面ぽう融解作用はレチノイドと同程度?)

というわけで非炎症性ニキビ、炎症性ニキビどっちにも有効というわけです

さらに外国ではディフェリンとかのレチノイドより値段が安いということですが日本ではどうなるかは不明です


つづいて注意事項としては、局所皮膚刺激性(5%程度)、接触感作(1~2.5%)
また皮膚や毛髪、衣類、カーペットなどの脱色が見られることも・・・
(接触感作はぼくもよくわかりません・・・)

最後に治療期間は、6~12週間使って経過を見るって感じかな


なんていう商品名で発売されるのかな?

てか海外で普通にOTCで売られているのが、やっと日本で医療用として・・・

ニキビ診療は遅れている気がするな・・・

でもイソトレチノインが入ってきたら乱用されて問題になるだろうな(汗)
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< アレグラドライシロップ


さてと・・・アレグラドライシロップのDIも発表されたので調べてみました。


とりあえず、まずびっくりしたのが用時懸濁!!

まぁ分包品なのでクラバモックスと同じように説明すればOKかと

これだと調剤料が別扱いになるのかな?よく分からないが…


あと有効性…6カ月~2歳未満のアレルギー性鼻炎には通らないかなと思ったんですが
通りましたね

医師による3症状のスコアもしてないのに・・・

保護者のよくなったっていう意見が多かったんですかね…

う~ん…あまり使いたくないなと思いました スポンサードリンク
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